「災害と建設ウェブ展」スタート!

「災害と建設ウェブ展」は、近年激甚化する災害に対し、安全に暮らせるように、過去の災害をアーカイブして学ぶことを目的としたウェブ展示会です。

避難活動はもちろんのこと、これからの災害に対しては、平時は災害に強い地域をつくり、災害が起きてしまってからは素早い復旧をすること、さらにより良い状態に復興することが大切になっています。

特に復旧・復興に関しては、インフラを守り、直し、より強くすることが欠かせません。また、堤防などの直接的な防災インフラでなくとも、いつも私たちが使っている道路は緊急時には物資の輸送路として、そしてケガをした人たちを医療機関まで運ぶ命の道として重要な役割を担っています。地域の学校や運動場などは、避難所としてつくられており、防災拠点として使うことができるようになっています。

さらに、大きな被害を出すことなく、災害の記録・記憶にはならずとも、人知れず山の土砂崩れを防いだり、河の氾濫を防いだりするインフラもあります。そうしたインフラを知ることも、激甚化・頻発化する災害から私たちの暮らしと命を守るためにとても大切なものです。

そうした復旧・復興、インフラ整備、災害に強い県土づくりを担っているのが、建設の仕事です。本ウェブ展では、そうした「災害」と「建設」の関わりにフォーカスし、展示していきます。

まずスタートから1ヵ月間は、毎週金曜日にコンテンツを更新します。11月18日のスタートから、11月19日が最初の更新となり、続いて11月26日、12月3日、12月10日と、新たにコンテンツを加えていく予定です。その後、1年を通じて、さまざまな災害の記録や、防災インフラの機能、地域建設業や行政が災害に対してどういうことをしているのかなどをご紹介していきます。

どうぞ、ご期待ください!