８月11日以降、西日本から東日本にかけての広い範囲で降った大雨により、岡谷市で親子3人が亡くなる土石流災害など県内で37件の土砂災害が発生した。

被害はこのほか、県が管理する道路175カ所や、国が管理する犀川、千曲川、天竜川など計9カ所、県が管理する木曽川では河岸浸食による家屋の全半壊が7戸あった。

地域建設業による復旧

災害復旧にあたっては、中南信地域の建設業協会各支部が発災直後から出動し、犀川の護岸の応急復旧作業には24時間体制で地元企業が対応し、被害の拡大を食い止めた。死亡事故が起きた箇所でも流出した土砂の撤去作業などを行った。